パパ活って犯罪？違法？パパ活女子が逮捕されるケースと対処法

「パパ活って違法、犯罪じゃないの？」

「援交って犯罪だよね？」

「パパ活で捕まると身バレする？」

パパ活をしている人、これから始めようと思っている方はパパ活の違法性について多くの疑問を持っていると思います。

そこで、今回はパパ活が犯罪につながるケースについてご紹介します。

記事の前半では「パパ活は違法じゃないのか」、「法律ではどうなっているのか」、「犯罪になってしまうケース」についてご紹介します。

そして、後半では「パパ活で捕まるとどうなってしまうのか」、「実際にパパ活女子が逮捕された事例」、「逮捕されないために気を付けること」をご紹介していきます。

記事を読んでいただくことで合法的に活動する方法が理解いただけると思います。

知っておかないと知らない間に犯罪に巻き込まれてしまうケースもありますので、事前にしっかり学んでおきましょう！

パパ活も援交も違法ではない！？

前提としてパパ活自体は犯罪ではなく、パパ活そのものを処罰するような法律はありません。

しかし、場合によって違法な行為となりえることもあります。

そして、似て非なる言葉に援助交際というものがありますが、こちらもグレーゾーンとなっており売春をしただけでは違法行為に当たらないということです。

そもそも、援助交際は金銭を対価として性を売買する「売春・買春」に該当するので違法です（売春防止法第3条）。

ただし、売春防止法では売春・買春自体に対する罰則を置いていないので、「売春・買春自体は違法だが、刑事罰が科されることはないグレーゾーン」という扱いになっているのが実情です。

引用元：刑事事件相談弁護士ホットライン

それでは、これからパパ活が違法でない理由と違法となるケースについてご紹介していきます。

パパ活が違法、犯罪ではない理由とは？

パパ活が違法ではないのはどのような理由があるのでしょうか？

１つずつご紹介していきます。

デートや食事をするだけならなにも問題にならない

パパ活といっても色々な付き合い方があります。

そのうえで、年上の方と食事やデートをすることは犯罪ではありません。

また、見返りとして金銭やプレゼントをもらうことを禁じる法律はありません。

性行為も大人同士の自由な恋愛の延長

では、「大人」という隠語がありますが、身体の関係を持ってしまった場合はどうでしょうか？

こちらも同じく法律では禁じられていません。

なぜなら、パパ活はあくまで自由恋愛の延長であるという位置づけだからです。

出会い方がどうであれ、

大人同士がお互いに合意の上で身体の関係を持つのであれば、

第三者がそれに対してとやかく言うことはできません。

法律ではどうなっているの？

実際の法律ではどのような位置づけになっているのかも確認しておきましょう。

パパ活に関係する法律というと「売春防止法第2条」ですが、

この法律の定義では売春とは「相手が不特定多数の場合」としています。

ということは、特定のパパと身体の関係を持ったとして、それが金品目的だったとしてもそれは売春行為には該当しません。

パパ活が違法、犯罪になってしまうケース

前述したとおりパパ活自体を禁じる法律はありません。

しかし、場合によっては犯罪になってしまうこともあるため、

どのようなことをすると違法・犯罪になってしまうかをご紹介します。

【違法になるケース①】既婚者パパとの性行為

もしも、相手が既婚者であった場合、

その男性と身体の関係を持ってしまうと「不貞行為」にあたります。

たとえお金だけの割り切った関係であったとしても、

奥さん以外の女性と身体の関係を持ったということは、

離婚事由になってしまうからです。

このような理由から、既婚者のパパと身体の関係を持って、それが発覚してしまった場合

違法と判断されるケースもあります。

最悪の場合、奥さんから慰謝料を請求されてしまうケースも少なくありません。

※しかし、あなたが相手の男性が既婚者だと知らなかった場合にはこのケースには該当しません。

【違法になるケース②】あなたが未成年の場合

あなたが未成年だった場合、犯罪に該当する可能性があります。

条例によっては未成年の相手とデートをしただけで肉体関係がなかったとしても、

「誘拐」という扱いで法令違反となってしまう可能性があるのです。

【違法になるケース③】詐欺行為を行った場合

どれだけ良い関係を築けていたとしても、

相手を騙して金品を徴収することは絶対にやめましょう。

例えば、『相手が見ていない間に財布からお金を抜き取った。』

『先にお金をもらって逃げてしまった。』

このような場合に相手からの連絡を無視し続け、

仮に相手に訴えられてしまった場合

詐欺行為として認定されてしまう可能性があります。

【違法になるケース④】恐喝行為を行った場合

恐喝と聞くと男性が女性に対して行うことのように思われがちですが

女性側がこれに該当してしまうケースもあります。

例えば、18歳未満のセックスは、

児童福祉法違反として規制されていますが、

そのことを悪用し、それを理由に相手の男性を脅すと刑法第249条・恐喝罪に問われる可能性があります。

具体的には、

『未成年とセックスしていることを家族や職場にバラす』といって金品を要求する行為です。

その他にも『妊娠したから中絶費用が欲しい』など嘘をついて相手を脅すと恐喝罪に問われます。

パパ活女子が捕まるとどうなる？

ではここで捕まってしまった場合のリスクについても確認しておきましょう。

一時の欲求に任せて行動してしまうととんでもないリスクを負うことになりますので注意しましょう。

就職活動で申告を求められる場合がある

現在まだ10代や学生のパパ活女子の場合は、仮に逮捕されてしまうとその後の就職活動に影響をきたします。

場合によっては申告を求められる会社もあり、将来の可能性を狭めることになってしまいます。

また、現在働かれている女性の場合は解雇、懲戒といった処分を受けることになるので仕事を続けることは難しくなってしまうでしょう。

離婚事由になる可能性がある

既婚者の場合は、離婚の原因になるというリスクもあります。

また、現在結婚していなかったとしても何かのタイミングで前科があることがバレてしまうかもしれません。そうすると離婚の原因になることも考えられます。

それ以前に、バレるかもしれないとひやひやしながら過ごす毎日なんて送りたくないですね。

身内や知り合いにバレる

最近ではSNSなどでもニュースが流れています。

ネットニュースで逮捕される様子を見たことがある人は少なくないのではないでしょうか。

そのため身内や家族はもちろん、知り合いにパパ活をしていることがバレるというのを避けることはできません。

海外旅行等の入国審査に影響がある国もある

逮捕歴や前科は入国審査にも引っ掛かる場合があります。

すべての国がそうというわけではありませんが、一部の国では入国できないということもあります。

パパ活女子が捕まってしまった事例

それでは、過去に実際に逮捕されてしまったパパ活女子の事例をいくつかご紹介します。

詐欺ほう助で逮捕されたパパ活女子会の有名人

2023年8月に詐欺ほう助の疑いで逮捕された「りりちゃん」は記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。

SNS上で「りりちゃん」として活動していた渡辺容疑者は、『りりちゃん魔法完全攻略マニュアル』と称した“パパ活”の手ほどきをする指南書を販売し、パパ活女子のカリスマとして名が知られていました。

8月23日、恋愛感情を利用して現金をだまし取る手口を記載したマニュアルを販売したなどとして、愛知県警は自称風俗店店員・渡辺真衣容疑者（25）を詐欺ほう助の疑いで逮捕した。

引用元：文集オンライン

この逮捕のポイントは「20歳の女性が男性から現金をだまし取る意図があったことを知りながら、2万8000円でマニュアルを販売していた」ことです。

詐欺の片棒を担いでいると判断されてしまったわけですね。

東京都職員が「パパ活」バレて処分

こちらは、2023年の9月にニュースになった事件です。

パパ活をしていた女性が逮捕されたわけではありませんが、地方公務員法の規定に違反したとして処分されました。

デートの見返りに金銭をもらう「パパ活」を繰り返していたことがバレ、東京都の25歳の女性職員が地方公務員法の規定に違反したとして処分された。

引用元：日刊ゲンダイ

この事件のポイントは「パパ活をしていたこと」ではなく、無許可で営利活動を行っていたことですが、内容がパパ活なだけに大きなニュースとなりました。

「パパ活狩り」の少年らを強盗容疑で逮捕

2022年9月、パパ活で呼び出した男性から計数百万円を奪い取ったという事件。

デートの見返りに金品をもらう「パパ活」に応じた男性（30）から車などを奪ったとして、警視庁が川崎市内の17～19歳の少年5人と女子高校生（16）の計6人を強盗容疑で逮捕したことが8日、捜査関係者への取材でわかった。

引用元：朝日新聞DEGITAL

こちらの事件のポイントは言わずもがな男性を脅し強盗行為を働いたことです。

このように、パパ活も普通に男性とデートを楽しんでお手当をもらったり、その延長として身体の関係をもったとしても逮捕さることはありませんが、

強盗や詐欺などの行為に発展してしまうと逮捕されてしまいます。

犯罪に巻き込まれないように注意すべきこと

では、パパ活で犯罪に巻き込まれないようにするためにはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

次の4つのポイントについて解説していきます。

18歳以下（高校生）の内はパパ活をしない

そもそも18歳以下（高校生）のパパ活は犯罪です。

女性が逮捕されるということはないかもしれませんが相手が犯罪を犯している以上安全とは言えません。

お金が欲しいというのも十分に理解できますが、パパ活は18歳になってから（高校を卒業してから）始めるようにしましょう。

相手が既婚者でないかはチェックしておく

繰り返しになりますが、相手の男性が既婚者である場合、それを知りながら関係をもってしまうと違法行為に当たります。

関係をもつ男性が既婚者であるかどうかの確認は事前に行うようにしましょう。

もしも、男性が隠して活動している場合は女性が罪に問われることはありません。

すぐに“大人”をしない

犯罪に巻き込まれるケースはほとんどが“大人”をしているからです。

初対面のよく分からない相手と関係をもつことを避け、ある程度の信頼関係が築けた後に関係をもつようにしましょう。

SNSでパパ活をしない

X（旧Twitter）などのSNSを使用したパパ活では事件に繋がるケースが多いです。

誰もが簡単に登録をすることができ、アカウントも簡単に増やすことができます。

そのため、詐欺パパや業者などが多く存在しており犯罪に巻き込まれるケースが非常に高くなります。

パパ活で安全に活動するためのおすすめアプリ3選

最後に、安全にパパ活をすることができるパパ活専用アプリを3つご紹介します。

パパ活アプリであれば運営の管理体制が整っており、年齢確認や本人確認が実施されているため、業者や詐欺グループの入り込む余地が少ない設計になっています。

また、恋活用のマッチングアプリと比べると男性の利用料金が高めに設定されており年収や収入のフィルターを書ける役割を果たしています。

女性の利用は無料ですので是非試してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

パパ活は基本的には違法ではありません。

ですがやり方を間違ってしまうと「違法になる・犯罪に巻き込まれるケースがある」

ということを理解したうえで、安全に進めるようにしましょう。

ということを理解したうえで、安全に進めるようにしましょう。では、まとめです。