「パパの奥さんから慰謝料を請求された」
「奥さんに訴えられた」
「パパ活でも慰謝料を払わなくちゃいけないの?」
以前、Yahoo!JAPAN知恵袋にも以下のような質問がありました。
パパ活が相手男性の奥さんにばれたら、パパ活女性は奥さんから慰謝料請求の対象になりますか? 体の関係があるものとします。
Yahoo!JAPAN知恵袋
既婚者とパパ活をしていたら不倫になってしまうのでしょうか?
慰謝料請求を回避するためにどのようなことに気を付ければいのでしょうか?
今回の記事ではパパ活が不倫になるケースと慰謝料請求された場合の対処についてご紹介していきます。
記事の前半では、「パパ活で慰謝料を請求されるのはどのような状況か」「不貞行為とはなにか」についてご紹介します。
そして、後半では「パパ活の慰謝料相場」と「パパ活で慰謝料を請求されないために気を付けること」についてご紹介していきます。
この記事を読んでいただくことで慰謝料請求されることなく、安全にパパ活を行えるようになります。
是非、最後まで読んでみてくださいね。
また、パパ活をする男性側のリスクについては以下の記事でご紹介しています。
Contents
パパ活で慰謝料を請求されるって本当?
そもそもパパ活とは、経済的に余裕のある男性がパパ活女子と食事やデートをすることで
その対価としてお手当を支払う行為を指します。
基本的にこの関係に恋愛感情はないという前提ですが、「不倫」になってしまうのは
どういったケースなのでしょうか?
大事なのは相手の婚姻状況
まず第一に相手の婚姻状況によって変わってきます。
というのも、相手が未婚であればどのような付き合い方をしようとそれは二人の自由です。
仮にパパ側にほかに真剣に交際している彼女がいようと結局のところ「浮気」止まりです。
彼女に慰謝料を請求する権利はありません。
ですが、パパが既婚者もしくは内縁関係にある、正式な婚約をしているとなると話は別です。
この場合はパパとパパ活女子との関係性によっては「不倫」と認められ、
慰謝料を請求されてしまうこともあります。
内縁関係、正式な婚約ってどうやって証明しているのかわかりませんよね。
簡単にご説明します。
内縁関係とは
内縁関係とは『婚姻届は提出していないものの、お互いに「婚姻の意思」を持ち、「夫婦同然の共同生活」を営んでいる男女の関係』を意味します。
例えば以下のようなことがあると内縁関係にあると認められることがあります。
・結婚式を挙げた
・冠婚葬祭に夫婦として出席するなど、周囲からも夫婦として扱われている
・普段から契約書などに「(内縁)妻」「(内縁)夫」などと記載している
・住民票上の世帯を同一にしている
・長期間同棲し、家計の財布を同じくしている
婚約とは
では、婚約とは何をしていれば婚約していると認められるのでしょうか。
もちろん、「婚約した」という口約束だけでは法律的に認められることはありません。
ですが、以下のような場合には婚約が成立していると認められ、そのパパと関係をもってしまうと慰謝料を請求されるということもあります。
・プロポーズと承諾の事実がある
・婚約指輪や記念品を贈るという行為がある
・結納や両家の顔合わせなどで第三者が認知している
特に、こういった内縁関係や婚約はボーダーラインが難しく、
更にはわかりづらいということもありますので知らないうちに関係をもってしまっていた。
なんてことにならないように気を付けましょう。
パパ活の内容によっては不倫となり慰謝料請求が発生する
上記のような既婚者パパとの関係が「不倫」とみなされ、不倫慰謝料を請求されるケースは「不貞行為」をした場合です。
つまりは『既婚者とセックスしたら不倫になるよ』ってことです。
こちらは犯罪ではありませんが、法律に違反する行為とされています。
『「相手の奥さんに精神的な苦痛を与えた」という損害を賠償する責任を負わなければならない』
と法律上で定められているため、慰謝料を請求される可能性が高いのです。
どこからが「不貞行為」?
では、不貞行為とはどこからが「不貞行為」なのでしょうか?
不貞行為に当たる行為、当たらない行為を詳しくご説明します。
「不貞行為」に当たる行為
裁判所の判例では、不貞行為を以下のように定義づけています
民法七七〇条一項一号の不貞な行為とは、配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶことをいい、相手方の自由な意思にもとづくものであるか否かは問わない。
裁判例結果詳細|裁判所
・性的関係がある場合(挿入を伴わないものも含む)
・性的関係があると推測される場合
・ラブホテルで長時間過ごした
・一緒にお風呂に入った
・愛撫しようとしていた
上記のような場合はもちろん証拠が必要です。
「不貞行為」に当たらない行為
それでは、反対に不貞行為に当たらない行為をご紹介します。
・食事やデートにとどまっている場合
・メールやLINE、電話のみでやり取りしている場合
・手繋ぎ、ハグ、キスなどの行為のみの場合
上記のような場合は「不貞行為」には当たりません。
キスなども不貞行為ではないというのは意外ですよね。
パパ活女子の心得として、『不貞行為とはセックスだけではない』
というのは覚えておくようにしましょう!
パパ活で慰謝料請求されてしまう条件
先ほどもご紹介したように既婚者パパと肉体関係をもってしまうと「不貞行為」とみなされますが、
必ず慰謝料の請求をされるということではありません。
そこで、『パパ活が「不倫」として認められ、慰謝料請求されてしまう条件』についてご紹介していきます。
相手が既婚者と知っていたかどうか
前述したように既婚者と肉体関係があった場合は不貞行為と認められてしまいますが、
それが更に、『わざと(故意)』だったり『“うっかり(過失)”』だった場合は
慰謝料請求される可能性が高くなります。
『故意』と判断されてしまうのは
『故意』とは相手が既婚者であると知っていながら肉体関係をもってしまった。
または、既婚者かもしれないと疑っていながら肉体関係をもってしまった場合には『故意』であったとみなされてしまいます。
『過失』と判断されてしまうのは
『過失』とは自分の不注意で相手が既婚者であると認識せず関係をもってしまった場合です。
例えば会社の同僚で自分が注意していれば相手が既婚者であると気付けたという場合は『過失』に当たります。
しかし、パパ活アプリなどで知り合った場合『過失』というのはほとんどありません。
ですので、相手に既婚者であると打ち明けられていたにも関わらず肉体関係をもってしまうと『故意』ということになってしまいます。
パパの夫婦関係が悪化してしまうほど親密な関係になっている
これは特殊なケースですが、
たとえパパと肉体関係をもっていなかったとしても、パパ活女子との親密な関係が原因で夫婦生活が破綻してしまった場合、「配偶者が平穏に家庭生活を送る権利を侵害された」として慰謝料を請求されてしまうケースがあります。
ただ、この場合は肉体関係をもっていた場合に比べると金額は少額になります。
既婚者とのパパ活で発生する慰謝料の相場は?
では、パパ活不倫で慰謝料を支給されてしまった場合、どのぐらいの金額になるのでしょうか?
せっかくパパ活でお金を稼いでいても慰謝料で貯めたお金を全部取られる
なんてことにならないためにもどれぐらいのリスクがあるのかは把握しておく必要があります。
不倫後の夫婦の状況によっても慰謝料は変わる
パパ活不倫の慰謝料相場はおおよそ50万円~300万円です。
これはパパ活不倫によってその家庭がその後どのような状況になったかでも金額は大きく変わります。
家庭の状況 | 相場 |
---|---|
離婚した場合 | 200万円~300万円 |
別居した場合 | 100万円~200万円 |
離婚も別居もしなかった場合 | 50万円~100万円 |
上記の通り、夫婦間の婚姻が破綻してしまうと奥さんに与える精神的苦痛も大きくなるということから金額も大きくなります。
そして、相手の関係がどうなるかというのはパパ活女子ではどうすることもできないため、最悪300万円程度の慰謝料をし払わなければならないと覚えておきましょう!
パパとの関係や関係をもった期間によっても慰謝料は変わる
もちろん、先ほどご紹介したように『故意』であったか『過失』であったかによって慰謝料の金額は変わります。
そのほかにも、
・身体の関係をもっていたか
・不倫関係にあった期間
・相手の子供の有無
・パパ活で使ったお金が家計を圧迫するほどであったか
といったような内容によっても慰謝料金額は大きく左右されることになります。
そういった意味でも「不倫関係にはならない」という前提のもとですが、パパのことは詳しく知っておく必要はありますね。
慰謝料は配偶者(パパ)と不倫相手(パパ活女子)に請求する場合がある
慰謝料は、どちらか一方に請求するケースやそれぞれの負担割合によって、以下のように配偶者(パパ)と不倫相手(パパ活女子)の双方に請求するケースがあります。
【例:慰謝料300万円を請求される場合】
・配偶者(パパ)0円:不倫相手(パパ活女子)300万円
・配偶者(パパ)150万円:不倫相手(パパ活女子)150万円
・配偶者(パパ)200万円:不倫相手(パパ活女子)100万円など
既婚者とのパパ活で慰謝料請求されない方法
それでは、パパ活で慰謝料請求されないための対策についてご紹介していきます。
対策は次の3つです。
・パパが既婚者だと知らない
・パパと身体の関係をもたない
・メールやLINEの履歴はできるだけ残しておく
パパが既婚者だと知らない
もしも、パパが既婚者だということを隠していた、パパ活女子が知らなかった場合は
慰謝料請求はできないパターンが多いです。
実際のところ、パパ活アプリなどで出会う男性とは相手のことを深く知らないまま体の関係をもってしまうということがあると思います。
パパ側もあえて自分が既婚者であることを言わないケースが多いです。
むしろ「独身だ」と噓をつくパパが多いように感じます。
パパが既婚者であることを知らなかった場合、
パパ活女子は「過失」「故意」ということにはなりませんので慰謝料請求をされることはありません。
されたとしても支払わなくて問題ありません。
もしくは、どうしても心配であればあえて最初に確認することをおすすめします。
そこで既婚者だということがわかれば身体の関係は持たないようにしましょう。
パパと身体の関係をもたない
先ほどもご紹介した通り、慰謝料請求が発生するのは「不貞行為」があったからです。
そもそもパパとそういった関係にならず、食事やデートだけの関係であれば慰謝料を請求されることはありません。
仮に相手の奥さんが「不倫している」と疑って慰謝料を請求してきたとしても支払う義務はありません。
メールやLINEの履歴はできるだけ残しておく
特にパパ活においては最初はアプリ内のメッセージやSNS、LINEなどで連絡することが多いと思います。
そういった履歴はできるだけ残しておくようにしましょう。
なぜなら、場合によってはそれが証拠になるからです。
例えば、パパが「独身だ」と嘘をついていたが、身体の関係をもってしまった後で既婚者だということが発生した場合。
それをライン上でやりとりしていれば知らなかったというのを証明することができます。
しっかりと証拠を押さえておくことは自分の身を守るためにも重要です。
慰謝料を請求されてしまったときの対応
それでは最後に「相手の奥さんから慰謝料請求されてしまった」という最悪の場合にどのように対応するべきかをご紹介します。
不貞行為を行っていた証拠があるか確認する
まず第一に“不貞行為を行っていたという証拠”を相手が持っているか確認しましょう。
慰謝料を法的に請求する場合、不貞行為があったということを立証しなければなりません。
証拠が何もなければそんなことはなかったということで済んでしまうのです。
証拠とは、例えば以下のようなものです。
・メッセージのやりとり
・写真や動画
・録音データ
・ホテルの領収書
ホテルの領収書はそれだけでは証拠になりませんが、そこには場所と日時が載っています。
その場所その時間で監視カメラのデータなどが残っているとそれを証拠としてとられてしまう場合があります。
こういった決定的な証拠が残っている場合は慰謝料請求から逃れることは難しいでしょう。
素直に請求された慰謝料を支払う
仮に慰謝料請求がきてしまったら、素直に金額を支払うというのも一つの選択です。
というのも、請求を無視していると相手が裁判を起こすかもしれません。
裁判となってしまった場合、訴状は自宅や職場にも届きます。
そうなってしまうと周囲へバレてしまう危険もあります。
また、裁判になってしまうとそれなりに労力や時間が必要ですし、弁護士を雇うにもお金がかかります。
そういったことを考えると相手が既婚者と知り、証拠が残ってしまっているのであれば素直に金額を支払ってしまうのが得策でしょう。
どうしようもないときはプロの弁護士に依頼する
相手から請求された金額に妥当性を感じられないときや、減額をお願いしたい場合などに自分の力だけで交渉するのはなかなか難しいです。
それこそ相手は弁護士を雇っているかもしれません。
そういった場合の最終手段として、
適正な価格で解決してもらうためにもしっかりと弁護士にお願いするようにしましょう。
安全にパパ活するならこのアプリ
パパ活をするうえでは、『どこで相手を探すか』というのは非常に重要です。
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シュガーダディの口コミや評判については以下の記事を参考にしてみてください。
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ペイターズの口コミや評判については以下の記事を参考にしてみてください。
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これまでも色々なパパ活アプリを使ってきた熟練者の方や、より世間的な地位のある方におすすめのパパ活アプリです。
パディの口コミや評判については以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はパパ活で不倫になってしまうケースと慰謝料請求された場合の対処法についてご紹介しました。
少なからずリスクが伴う活動ですので、最低限相手の婚姻状況の確認や身体の関係をもたないパパ活というのを行うことをおすすめします。
では、今回のまとめです。
・パパが既婚者もしくは内縁関係にある、正式な婚約をしているとパパ活女子との関係性によっては不倫になることがある。
・慰謝料を請求されるケースは「不貞行為」をした場合
・食事やデート、ハグやキスは不貞行為にあたらない
・パパ活女子が相手を既婚者と知ったうえで関係をもってしまうと慰謝料請求されるケースが高い
・パパ活不倫の慰謝料相場はおおよそ50万円~300万円
・慰謝料請求を避けるためには「相手が既婚者かどうか確認する」「既婚者とは親密な関係にならない」「LINEやメッセージの履歴は残しておく」